シール・ラベル原紙
ラベルやシールの基本構造は、①表面基材、②粘着剤、③剝離紙・剥離フィルムの3層で構成されています。
①表面基材(シールの素材)は大きく分類すると、紙ベースのものとフィルムベースの2種類があります。
紙ベースの表面基材は、紙の種類と糊の組み合わせが豊富で比較的安価で製作が可能ですが、水に弱く耐久性がフィルムベースのものと比較すると劣ってしまいます。
主な紙ベースの素材に上質紙やコート紙、クラフト紙、和紙などがあります。
フィルムベースの表面基材は、耐水性や耐久性に優れており、屋外での使用にも適しています。紙ベースのものと比較すると材料費が高価になってしまいます。
主なフィルムベースの素材にユポ(合成紙)やPET(ポリエステル素材)、塩化ビニール、ホログラムなどがあります。
②粘着剤(糊)にも様々な種類があります。普通接着(標準)や、強粘着、冷食・冷凍糊、訂正用(隠蔽性有)、再剝離タイプなどがあります。
使用用途に応じて最適な組み合わせを提案します。
シールへの箔押し加工
封筒用のシールなどに箔押し加工を施すと、 キラっと輝いて存在感が出るのでワンポイントにもなります。